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千代田区が永田町に児童相談所を建設計画! いったい何のため?

東京23区が、自前で児童相談所を建設することができるようになり、港区では、南青山に建設する児童相談所をめぐって大きな反対運動がおこったのはご案内の通りです。
ところが、お隣の千代田区では、なんと永田町に児童相談所を建設する計画という情報が出てきました。
一体、なんのために、わざわざ国会のすぐ近くに児童相談所を作るのでしょう? 国会議員がまさかお子様というわけではありません(笑)

厚労省は、国連子どもの権利委員会がこのたびが廃止を勧告した少年法第3条の「虞犯少年」規定(=証拠もなしに少年を予防拘禁できる制度)を、児相に配置された弁護士を使って活性化することを企んでいます。また、児童福祉法の対象年齢を20歳未満に引き上げる計画もあるようです。
すると、永田町の国会前などで反戦デモや集会をやっている20歳未満の高校生や大学1、2年生は、何の証拠もなしに、国会のすぐそばにできたこの千代田区立児童相談所一時保護所に「虞犯少年」として予防拘禁できることになります!
児童相談所の人身拘束の背景に、有事立法・機能的治安立法という性格があることが、ますます見えてきました。南青山以上の強力な反対運動に期待します!