今回第14回目となった水岡ゼミ海外巡検において、私たちゼミ生は、まずオーストリアのウィーンに降り立ち、スロベニアのブレッドからマケドニアのスコピエまで、18日間かけてバルカン諸国を巡り、トルコのイスタンブールから帰国する、という日程で様々なことを学んできました。
バルカン諸国といえば、近年の戦争や民族紛争、旧ユーゴスラビア諸国とアルバニアの社会主義経済体制から市場経済体制への移行、といったことが記憶に新しい方もあるかもしれません。 歴史を遡れば、中世以降バルカン地方は、ハプスブルクとオスマントルコ勢力がしのぎを削っていた地です。その西の首都ウィーンから東の首都イスタンブールまで移動するにつれ、移り変わる文化、歴史的街並み、美しい自然、またそれを台無しにしてしまうかのように残る戦争の傷跡・・・。 私たちは実際に自分たちの目で見てきたこと、現地の方々から伺ったお話などを踏まえ、こうして18日間の巡検報告、コラムにまとめました。これを読んで、少しでもバルカンについての理解を深めていただければと思います。 |
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