(著書・論文)
「現代地理学における『地政学』の復活」『経済』
119号、1974年3月、175〜196ページ「災害論」における公害認識:
『社会的素因』の概念をめぐる覚え書き」『国土問題』13号、1976年1月、45〜56ページ「農業生産組織と農業経営:福井県丸岡町安田新・下安田を事例として」『経済地理学年報』
22号、1979年2月、29〜44ページ「『虚偽の社会的価値』の源泉について」『一橋研究』
3巻4号、1979年2月、94〜112ページ「差額地代における競争の論理」『一橋論叢』
82巻2号、1979年8月、87〜105ページ「ドイツ連邦共和国の地理教育改革」『地理学評論』
54巻4号、1981年4月、177〜195ページ書評 薛鳳旋『香港的小型工業』『経済地理学年報』
27巻3・4号、1981年12月、62〜66ページ'Some Fallacies in Agricultural Land-use Theory',(in H. Ishida et. al. (eds), Changing Agriculture and Rural Development , Tokyo: Maruzen), 1981, 24-29pp.
'The Rationale behind Loschian Type of Central-place System', Annals of GGAS, (University of Hong Kong), 9, 1981, 37-49pp.
「中国の農村市場中心地と現代化政策: 広東省高鶴県沙坪鎮の事例」『アジア経済』
23巻8号、1982年59-75ページ「戦後日本におけるマルクス経済地理学の展開」『人文地理』
35巻1号、1983年2月、23-39ページ。'The Development of Marxian Economic Geography in Japan', Antipode.15(3), 27-36pp.
「香港における英系白人支配と『計画された競争』政策」『世界経済評論』
1983年10月, 53〜61ページ。「マルクス主義地理学」(所収 坂本英夫・浜谷正人編、『最近の地理学』大明堂)、
1985年5月、221〜227ページ「地域産業構造と地域的不均等発展:
アメリカ合衆国製造業による計量的実証」『一橋論叢』第93巻6号、1985年6月、93〜115ページAnnihilation of Space
, Ann Arbor, MI: University Microfilm International, 1986, 532+xvii pp. Ph.D.dissertation「空間と社会: マルクス経済地理学の新しい潮流と地理教育」『高校通信』
21巻2号、1987年1月、12-15ページ。「アメリカのマルクス経済地理学の新しいフロンティア」
(所収 7号、1987年7月、21〜29ページ「中心地理論」(所収
朝野洋一他編『地域の概念と地域構造』大明堂)、1988年5月、200〜221ページ「資本の空間編成と建造環境」『経済理論学会年報』
25集、1988年7月、142〜154ページ「社会資本論の基本性格」『一橋大学研究年報経済学研究』
30号、1989年5月、169〜242ページ「経済地理学の理論的研究法」
(所収 上野和彦編『地域研究法: 経済地理入門』大明堂)、1990年4月、1〜14ページ「欧米における最近の地域経済研究について:
地域経済学の空間経済理論への展開」『地域経済学研究』創刊号、1990年6月、27〜37ページ「自然環境の社会への包摂:環境問題への経済地理学的研究序説」『一橋論叢』
104巻4号、1990年10月、55〜73ページ「空間の社会への包摂と市場競争」『経済地理学年報』
36巻4号、1990年12月、1〜20ページ「返還近づく香港のジレンマ」『地理・地図資料』
1991年7・8月号、1991年7月、4〜5ページ'Subsumption of Space into Society', Hitostubashi Journal of Economics 32(2), December 1991, 71-89pp.
『経済地理学』青木書店、
1992年11月、301ページ「香港:
消え行く大英帝国最後の星」『歴史地理教育』498号、1993年2月、56〜61ページ「経済地理学と社会地理学:
統合された社会の空間編成論をめざして」『地理』38巻5号、1993年5月、44〜51ページ「香港:
新空港と『2047年問題』」『世界経済評論』38巻1号、1994年1月、33〜〜207ページ「返還後の香港読むカギ:
民主化・新空港めぐる英中対立」『朝日新聞』1994年8月24日夕刊、7ページ「座談会:
社会地理学の方向性」『地理』39巻8号、1994年8月、78〜85ページ「ディヴィド・ハーヴェイ
(20世紀地理の地理学者たちC)」『地理』39巻9号、1994年9月、80〜87ページ'From "Regional Structure" to the Subsumption and Configuration of Space: the Heritage of Critical Geography in Japan', in The Third Japanese-Polish Geographical Seminar on the Roles of Metropolitan Urban Areas in the High Consumption Society and Other Geographical Issues of Contemporary Japan and Poland, October 1994.
「グローバル化とロカリティ:
新しい留学生政策における一つの分析軸」『一橋論叢』114巻4号、1995年10月、86〜104ページ「香港植民地支配のしくみと香港返還、工業化と高度成長、工業化を支える空間編成、独特なマカオのロカリティ、『アジアの小さなヨーロッパ』と日本」
(所収 歴史教育者協議会編『知っておきたい中国3: 香港・マカオ・台湾』青木書店)、1996年5月、70〜84・98〜101・106〜109ページ'The Disciplinary Dialectics That Has Played Eternal Pendulum Swings: Spatial Theories and Disconstructionism in the History of Alternative Social and Economic Geography in Japan', Geographical Review of Japan, 69(Ser.B)(1), June 1996, 95-112pp.
⇒full text available from http://econgeog.misc.hit-u.ac.jp/mizue/altergeog.html「転機に立つ一橋のゼミナール」『如水会会報』
1997年5月号、20〜24ページ「ケーニヒスベルクの追憶」⇒ WWW上で公開、
http://econgeog.misc.hit-u.ac.jp/excursion/mizutuioku/mizutuioku.htm「戦後香港の英国人植民地支配と金融」『歴史地理教育』
565号、1997年7月、24〜30ページ「大学教育形がい化進む」『日本経済新聞』
1997年7月27日、24ページ「地理の言葉で語り始めた地理学者たち:
『人文地理学のネオ古典』レキシコン」『地理学評論』70巻12号、1997年12月, 1〜40ページ「英国人植民地支配に内面化した空間の矛盾: 香港の観塘開発における戦後工業化と官有地政策」『アジア研究』
44巻1号、1997年12月、1〜40ページ「制度化・物象化されたマルクス主義地理学――『地域構造』学派と経済地理学会の『終焉』」『空間・社会・地理思想』
3号, 1998年3月, 18-27ページ ⇒ WWW上で公開、http://econgeog.misc.hit-u.ac.jp/mizue/jaeg_crisis.html書評 ピーター・ディッケン/ピーター・E・ロイド著、伊藤喜栄監訳『立地と空間――経済地理学の基礎理論』『経済地理学年報』
44巻1号、1998年3月、76-80ページ.「香港のスクォッター問題における,階級,民族,および空間――植民地を支えた都市産業体系生産への序奏」『土地制度史学』
41巻1号、1998年10月、1〜17ページ.「『連続性』と『分断』の相克と超克」『現代思想』
27巻13号、1999年、160-173ページ。 ”A Tale of the Divided Hare and Global Tortoise: The Totured History of Critical Geography in Japan” in 2nd International Critical Geography Conference: for Alternative 21st Century Geographies Taegu, 2000, pp. 224-239「植民地統治下における香港中国人の教育――『組織された競争』による、英国人支配の正統化と工業労働者の生産」『一橋大学研究年報 社会学研究』
39号、2001年、99-161ページ。『経済・社会の地理学―――グローバルに、ローカルに、考えそして行動しよう』有斐閣(アルマシリーズ),
2002年,430ページ。 (水岡編,水内俊雄・高木彰彦・長尾謙吉氏と共著)『経済辞典』第
4 版,2002年,有斐閣 項目執筆: 「外国人労働者」「環境決定論」「空間」「空間的回避」「空間独占」「空間統合」「空間の生産」「空間の絶滅」「空間物神論」「空間編成」「苦汗工場」「クリスタラー」「建造環境」「行為空間」「故郷」「国境」「財の到達範囲」「支配階級同盟」「資本主義都市の歴史的発展」「資本の第二次循環」「住民」「小規模金融」「地球規模で考え,地元で行動する」「新国際分業」「地代ギャップ」「通勤圏」「都市」「土地利用調整」「農村開発」「ハーヴェイ」「場所」「ハブ・スポーク構造」「批判地理学」「不均等発展」「包摂」「領域」"The Privatisation of the Japan National Railways : the Myth of Neo-Liberal Reform and Spatial Configurations of the Rail Network in Japan : a View from Critical Geography," In : Earth On The Move, Is Transport Growth Sustainable? Edited by Nicholas Low and Brendan Gleeson, Palgrave, 2003, pp.149-164. 2002(武田泉氏と共筆。)
「空間から『帝国』を考える―グローバリズムを解く地理学の新しい視座」『書斎の窓』 「イラク戦争と新しいグローバリズム―地理学から読み解く」『ジャキューズ』 "Japan : The Economic Consequences of the Fetish of Space," Urban Policy and Research 22 (2), 2004, pp. 93-99.
書評 松原宏(編)『先進国経済の地域構造』東京大学出版会, "The Critical Heritage of Japanese Geography―Its Tortured Trajectory for Eight Decades," Environment and Planning D: Society and Space 23(3), pp,. 453 - 473, 2005 (水内俊雄,久武哲也,堤研二氏ほかと共筆。)
「空間、領域、建造環境」 (所収 水内俊雄(編)『空間の政治地理』 朝倉書店 (シリーズ人文地理学 『グローバリズム』八朔社、 「研究室訪問 経済地理学の空間理論理解をうながすゼミ指導を求めて−−学生とともに13年続く『海外巡検』」『 "The Demise of a Critical Institution of Economic Geography in Japan" In Critical and Radical Geographies of the Social, the Spatial and the Political (Urban Research Paper No.1, Edited by Toshio Mizuuchi, pp. 22 - 34, 2006
「書評 David Rees, The Soviet Seisure of the Kuriles, および チェーホフ『サハリン島』」『HQ 13』号、2006年,50頁。
「書評 若森章孝、八木紀一郎、長尾伸一編著『EU経済統合の地域的次元--クロスボーダー・こーぺレーションの最前線』」『関西大学経済論集』 「場所のふるさと、『空間』のふるさと--経済地理学から考える」(愛知大学綜合郷土研究所編『ふるさとから発信する』 あるむ) "Subsumption of Space into Society and Alternative Spatial Strategy" In Geographische Revue, 10(2), 2008, pp. 7 - 19, 2008
「ネオリベラリズムのパラドクス」『 「登山が求める、コモンズの復権」『
(翻訳)
『社会地理学』古今書院、
1982年7月(石井素介氏・朝野洋一氏と共訳、解説等執筆); 原著 J. Maier, R. Paesler, K. Ruppert and F. Schaffer, Sozialgeographie, Braunschweig: Westermann, 1977, 187pp.『空間編成の経済理論:
資本の限界 上・下』大明堂、1989年5月 (上) 1990年1月 (下)(松石勝彦氏ほかと共訳、まえがき、執筆、全体の訳文統一);原著 David Harvey, The Limits to Capital, Oxford: Basil Blackwell and Chicago: University of Chicago Press, 1982, 478+xviii pp.『都市の資本論』青木書店、
1991年12月、(共訳、全体を監訳、あとがき執筆); 原著 David Harvey, The Urbanization of Capital: Studies in the History and Theory of Capitalist Urbanization, Baltimore: The Johns Hopkins University Press, 1985, 239+xvii pp.「先進資本主義社会の建造環境をめぐる労働、資本、および階級闘争」日本地理学会「空間と社会」研究グループ編『社会
-空間研究の地平: 人文地理学のネオ古典を読む』1996年6月、12〜31ページ; 原著 Harvey, D. 'Labor, Capital and Class Struggle around the Built Environment in Advanced Capitalist Societies', Politics and Society, 6, 1976, 265-295pp.『メトロポリス』古今書院、
1996年11月、322ページ(共訳を水岡が監訳、あとがき執筆、全体統一);原著Allen J. Scott, Metropolis: From the Division of Labor to Urban Form, Berkley and Los Angels: University of California Press, 1988, 260+xii pp.