新しい帝国主義 
イラク戦争と米国の中東支配の企み
n1979年のイラン、イスラム原理主義革命  à 米国は、イスラム原理主義を恐れて、イラン攻撃。イラクを味方につけ、軍事技術供与。à 1991年、軍事的実力をつけたイラクは、湾岸戦争でクウェートを攻撃。英植民地主義が人為的に作った国境による「失地回復」をめざす(同じとき、冷戦体制が崩壊、米単極支配が強化される。) à イラクは敗北、国連安保理決議678、687が出された。
nイラクとその周辺で、世界の30%の石油・天然ガスが産出される。イラクの石油埋蔵量は世界2位、1120億バーレル以上と推定される à イラクで親米政権樹立に成功すれば、OPECの枠外にイラクを置いて、PSA(生産シェア協定=多国籍石油企業の治外法権)を認めさせ、米英石油メジャーが自主的に生産調整、石油価格を操作。à 石油収入に権力基盤を置いている他の中東諸国を、石油価格という市場機構を通じ、政治的に統制することが可能に。
nイスラエルにとっての軍事的脅威を削減し、攻撃を受けるリスクが減ったイスラエルが、一層身勝手にパレスチナで振舞えるようにする。
n石油資源以外に海外からの直接投資の魅力が乏しい中東諸国に、東アジアのような製造業拠点を根付かせることはもはや不可能 à これらの国が「失敗国家」になって、グローバル化した国家権力に由来しない攻撃(9.11のような)の温床にならないよう、武力で抑え付け、監視する。